私たちについて

はじまり

ある夜、おなかをすかせた小さなクマが、閉店後の日本料理屋さんにこっそり忍び込みました。お目当ては残りものの天ぷら。ところが暗がりで小麦粉の袋につまずき、溶き卵の中を転がり、衣にまみれて、そのまま揚げ鍋の中へ。

出てきたときには、こんがりきつね色。耳の後ろには小さなエビのしっぽがくっついていました。それ以来、ずっとこの姿のままです。

それが、あげクマ(Fried Bear)。ここは彼のスタジオです。

クマたちを紹介

あげクマ すべてのはじまり。揚がったまま元に戻れず、耳の後ろにはエビのしっぽ。だいたい何かたくらんでいます。外はサクサク、中はふわふわ。

とうふクマ あげクマの奥さん。おだやかでやさしく、ピンクのリボンがトレードマーク。あげクマが騒ぎを起こすと(よくあります)、いつも丸くおさめてくれます。

あげクマJr. ふたりの息子。どこへでもパパについていき、なんでもまねして、いつもパン粉だらけです。

きなこクマ・さくらクマ・抹茶クマ 家族の仲間たち。それぞれ、わたしの好きな和の味から名前をつけました。きなこはあったかくてマイペース、さくらは甘くてちょっぴり夢見がち、抹茶はいつでもクールです。

わたしについて

はじめまして。Fried Bear Studioをやっている者です。ドイツで育ち、2013年から日本に住んでいます。

小さいころからずっと絵を描いてきました。水彩、ガッシュ、デジタル、3D、どれも独学で、教室に通ったことはありません。あげクマは何年も前からわたしの頭の中にいました。「あげクマ」という響きが気に入って、名前はすぐに決まりました。でも、本物のお店と商品にするまでには、ずいぶん勇気が必要でした。

ここにある商品は、すべて東京の小さなスタジオで手作りしています。デザインも印刷もカットも仕上げも、全部わたしひとりで。だから、まったく同じものはひとつもありません。それがいいところだと思っています。

Fried Bear Studioはわたしひとりのお店なので、いただいたご注文はすべてわたしに直接届きます。新しいクマを作り続ける力になりますし、いつかこれを本業にするという夢にも一歩近づきます。いつかは洋服やほかのグッズ、小さなあげクマのゲームも作ってみたいです。

もうすぐ父親になれたらいいな、とも思っています。子どもたちがこのクマたちと一緒に大きくなって、「これはパパが作ったんだよ。きみたちのためでもあるんだよ」と伝えられたら、それ以上うれしいことはありません。

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。クマたちが、あなたの毎日をちょっとだけ明るくできたらうれしいです。


Fried Bear Studioは、東京でひとりで運営しているハンドメイド文房具のスタジオです。